未払い残業代請求で会社がつぶれる!!

最近、自宅のまわりで2店舗を営業していたガソリンスタンドがつぶれてしまいました。

この近辺では、一番繁盛していて、お客さんも多っかったし、車検、車両販売、保険、レンタカーとどれも好成績をあげていました。

それが突然閉店・・・



どうしたんだと思いますか?



やっぱり地下タンクの問題でしょうか?


いえ、違います。社長にあって話を聞いてみると、なんと【未払い残業代を請求され】て経営が立ち行かなくなったというのです。



ある日、突然、個人ユニオンから団体交渉の申し入れ。

勤務形態の見解の相違という反論も、就業規則が用意されておらず不利。

その後、弁護士から未払い残業代の請求がくる

同時に社内で組合結成の動き

困りましたね。あなたならどうしますか?



社長は交渉を重ねても、請求されている未払い残業代が某大で、今後もその賃金を支払い続けていく事が必要であれば、事業を継続する事ができない。と、結局、会社を急遽、整理されたそうです。



会社を清算できる状態にあったから、まだ良かったですが、負債が多ければ破産してしまう場合も想像できますね。




では何がいけなかったでしょう?




大きな問題は、「会社にきちんとした就業規則」がなかったからです。


多くの企業様を弊社では担当させていただいていますが、過去、社長に伺ったなかでは、ほとんどの中小企業が、就業規則や退職金規定については、きちんとしたものを用意されていません。



あっても、ネットで見つけたひな型にゴム印をおして自社のものにしてる程度。



これが問題です。



そこに目をつけて、弁護士さんで、この未払い残業代請求を専門にやり始めてる先生もでてきているのです。弁護士は就業規則がない、または就業規則が未整備な状態の企業をみつけると徹底的にここを追及してくるのです。



もちろん、きめらた法律は守らなければいけないし、従業員の権利も認めなければいけません。しかし、大企業なみの体制をもとめられては中小企業は事業がなりたちませんし、前述のガソリンスタンドの件では、弁護士は従業員の地位回復を目的としておらず、金銭的解決を目的としていました。



簡単にいうと会社がつぶれちゃっても、金銭補償してもらえばいいという交渉をされてしまうと中小企業はとても厳しい状態に追い込まれます。


だから、就業規則をきちんと整備する事がとても大切なのです。


思い浮かべてください。信頼していた社員が突然弁護士をつれて、未払い残業代を請求してくるのです。



あなたの会社は大丈夫ですか?


さらに、他にもまだ中小企業をおびやかすリスクがあります。


なんだか、思い当たりますか?


年金問題は解決するどころか、ますます厳しい状態になっているのは、皆さんご存じですね。
これも、某企業様の話ですが、こんな事が最近多くおこりはじめているのです。



会計検査院から年金加入調査が入り、アルバイト30名の年金身加を指摘されました。
社会保険労務士の先生が交渉にあたって、最終的に8名2年間遡及1300万円の納付で解決しましたが、当初に言われていた金額は3000万円。


あなたの会社は本当に大丈夫ですか?


最後に、もうひとつ恐い話をさせていただきます。


株主代表訴訟をご存じですか?
会社や会社役員に著しい不貞行為等があり、株主から訴訟をおこされ裁判に負けたら、役員は賠償しなければいけなくなります。

これも、某法律事務所は13000円で受けているそうです。あとは出来高による後払いだとか。

未払い残業代や年金の追加納付で会社を倒産、または経営を悪化させて、経営責任を問われて、株主に訴訟を起こされたら?


リスクをコントロールするという事は事業を展開するにあたってとても大切なことなのです。


弊社では、提携の社会保険労務士、弁護士、税理士によるコンサルもお受けしていますので、少しでも心配な事があれば、ご相談ください。

次回は、「火災保険の謎 マンション管理組合の火災保険料が170%に値上がり?」です。

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